道の端から(連絡帳)

「ふくおかの草花 ゆるゆる散歩」「みちばた星空観望」などの連絡帳です

ゆるゆる散歩2017年10月8日六本松のレポート

 
※ 今回の散歩に関するおわびを散歩レポートの下に載せております。
 
ゆるゆる散歩2017年10月8日(日)「六本松にぎわいの秋 〜 となりあう緑を訪ねて」、ちょっと(かなり)暑く感じる日差しの中、途中までの方と私を含めて、午前の部21名、午後の部9名で六本松の旧・九州大学キャンパス地区とその周囲をぐるっと歩きました。
この秋、旧キャンパス地区(九大跡地)には商業施設や科学館がオープンし、訪れる方々がたくさんでとても人通りが多くなりました。その道沿いと公開緑地に残されているクスノキケヤキなど旧キャンパス時代からの木々を見て歩き、六本松公園では移植された野菊やツルボの花を見ました。公開緑地の古木キンモクセイがかすかに香り始めていました。そのあとキャンパス跡地外周を一周する形で歩き、構内に残っているアラカシ・クルミソメイヨシノなどの木々を見ていきました。跡地の北東角に設置された「青陵乱舞の像」も見て(午後の部はここで解散しました)、散歩を終えました。
草花ではホウキギク(正確にはヒロハホウキギクのようです)・ヒメジョオン・ペラペラヨメナなど菊の仲間の花々、いま道ばたでよく見るエノキグサ、シマスズメノヒエやタチスズメノヒエ、メヒシバとオヒシバなどが見られました。六本松公園ではセイヨウタンポポ(と在来種の雑種?)が咲いていて、公園にいるけれどもいま咲いていないカンサイタンポポとの外見の違いをお話ししたりもしました。
今回、新聞や市民センターで告知したため、初めての方にたくさんおいでいただきました。ひとつひとつの木や草についての話に耳を傾けてくださって、ありがたいかぎりです。
暑かったため、お疲れが出た方もおられたのではと思っております。ご一緒くださった皆様ありがとうございました。
 
 古木キンモクセイ
 旧キャンパス時代の写真で確認していきます
 エノキグサの話をしました
 かまきりいました
 セイタカアワダチソウも最近少なめです
 ざくろの実に皆様のお話がはずみました
 跡地にどこからか芙蓉の花
 残った木々のささやき
 
★ 一部の写真をご提供いただきました。ありがとうございます。なお写真は午前と午後のものを混ぜています。
 
※ 今回の散歩に関するおわび
1. 今回、公園で草を見ている時にボールが飛んでくる事案がありました。公園に入る時に私が公園内の様子をよく確認していず、キャッチボールに気付いていませんでした。不行き届き申し訳ございませんでした。公園での散歩の進め方を見直し、次の時までに改善策を考えます。
2. 跡地の南側で桜の木や地面にたくさんいた毛虫について話をしましたが、この毛虫は、後で調べたところ「モンクロシャチホコ」の幼虫のようです。当日は違う名前を話していました。申し訳ございません。
 


次回のゆるゆる散歩は11月中旬(後半に入るかもしれません)に西新を歩く方向で調整します。今月中旬のうちにはおしらせできるようにしたいと思います。